産業廃棄物とは、工場・事業場における事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃えがら・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラスチック類など19種類をいいます。
事業者には、自らの責任で産業廃棄物による環境汚染を生じさせないよう適正に処理することが義務づけられています。
当社では汚泥の中間処理・最終処分を行います。
○中間処理とは?
『中間処理』とは産業廃棄物を埋立処分する前に、分別・減容・無害化・安定化などの処理をすることをいいます。
○最終処分とは?
中間処理によって生じた燃えがらなどで、どうしてもリサイクルできない廃棄物を埋立処分することをいいます。
○グリストラップ清掃とは?
排水管等の正常な機能が阻害され、汚泥の漏出などが生じないよう実施しています。「下水道法」にも、法令や条例で定める基準に適合しない下水を排出してはならないと定められています。
○グリストラップの構造
第1槽−網カゴで生ゴミを除く
排水溝を流れてきた厨房排水に混じっている生ゴミをそのまま流すと詰まりの原因となりますので、網カゴでこれを除きます。
第2槽−油脂分と沈殿物の分離
油脂分は水より比重が軽い為、水面付近に浮上し,蓄積していきます。小さなゴミ等は汚泥として底部に沈殿します。
第3槽−下水道等への放流
第2槽を通過した水(油脂分、沈殿物を含まない水)が排水管を通り、下水道等に流れていきます。
このように、グリストラップには生ゴミや油脂等が蓄積されていきます。このまま放置しておくと、
● 店舗内に強烈な悪臭
● ゴキブリやハエ等の害虫の誘引
● 排水管の詰まりによる汚水の逆流
● 河川の汚染
を引き起こす原因となります。
○当社のグリストラップ清掃はここが違う!!
1.バキュームの使用により油脂、固形物、汚泥を完全除去!
2.網カゴ及びグリストラップ内部を手作業により完全清掃!
(お客様より高い評価を頂いております)
3.排水管の詰まり等を点検し、清掃、洗浄等をご提案!
4.作業環境(厨房内)への完全配慮!
5.グリストラップ本来の機能を完全回復!
当社は、迅速・安全・正確な業務をサービスの基本としております。特に、作業環境が厨房ということで、お客様が触れられる場所や床が汚れないよう、衛生面には細心を払っています。
○当社の対応はここが違う!!
1.急な排水管の詰まりにもすぐに対応!
2.作業のやり方は中部No.1。とても丁寧とお客様から評判です!
3.御見積をしてから作業開始!安心価格です。
4.分からない事など親切にご説明いたします!
5.店舗の混雑時間帯(12:00前後)にはお伺いしません!
清掃前 清掃後
○グリストラップに関する法律(廃棄物処理法)のポイント
グリストラップの上部に浮いている油脂分や、底部に沈んでいる固形物は”産業廃棄物”となり、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という)に従って処理をしなければなりません。
したがって、それらをすくい取って一般ゴミと同様に処分することは禁止されています。
お客様自らが産業廃棄物を処理・処分できない場合は、産業廃棄物の処理・処分許可を持った産業廃棄物処分業者へ委託することとなっています。
≪注意!≫処理・処分の許可を持っていない無許可業者へ委託した者は、5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又はこの併科となりますので、ご注意下さい。
当社は産業廃棄物収集運搬から中間処理及び埋立処分まで一貫した許可を有し、適正に産業廃棄物を処理できます。
○産業廃棄物マニフェストについて
産業廃棄物管理票(以下「マニフェスト」という)とは、排出事業者が産業廃棄物の処理・運搬を委託する場合、それらが適切に行われたかを確認するためのものです。
排出事業者は、産業廃棄物の収集運搬・処分委託時に必ずマニフェストを交付することが義務づけられています。
産業廃棄物管理票(マニフェスト)
≪注意!≫排出事業者がマニフェストを適正に処理しない時は措置命令や罰則が適用されます。
また、マニフェストに虚偽の記載を行った時は50万円以下の罰金に処せられます。
○グリストラップ内の油脂・沈殿物の処理方法
グリストラップ内に蓄積していた沈殿物等は、産業廃棄物の中の『汚泥』に分類されます。
この汚泥は、当社の中間処理施設《向山処分場》にて処理され、県内の堆肥センターへ運ばれて、最終的に堆肥となります。
腐敗した食物くず・油脂・毛髪・繊維くずなどの汚れが排水管内部に付着し、徐々に蓄積され排水管内部を細くし、排水不良や悪臭の発生を招く原因となります。
このような汚れを取り除き、常に良い流れを保つことによって快適な生活習慣衛生を維持すると共に、排水管の劣化予防策として排水管清掃は重要な役割を果たします。
一般的に竣工後2年以上経過したビル・マンション等の排水管は管内に油脂や毛髪類、石けんカス等のスケールの付着が始まります。そのまま放置すると急速に排水管の閉塞が進行(1年で約2〜5mmの厚さ)するので、その頃から雑排水管の定期清掃が必要となります。
例えば、管径40mmの排水管に5mmのスケールが付着することにより、断面積は約5分の3程度になり、排水の流れが悪くなるばかりではなく、以下のような症状が発生します。
● 水はけが悪くなる
● 台所・浴室・その他排水口でゴボゴボ音がする
● 悪臭がする
● 階上の排水が逆流する
● 漏水事故が起こる
大丈夫だからといって何年も放っておき、いざ事故が起きてから排水管洗浄、詰まり通しを行っても簡単にはスケールを除去できず、経費も高くかかることとなります。
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飲食店関係のみなさまへ |
飲食関係の厨房内の排水管の詰まり等も、定期的に排水管の高圧洗浄を行うことによって、突発的な詰まりによる緊急のメンテナンスの必要も少なくなってきます。
排水管の長さやマスの数・場所・件数等により料金が異なりますので、是非一度ご相談下さい。現地を見せて頂き、無料でお見積もりいたします。
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